西島伊三雄（1923～2001）
自らを「博多の図案屋」と称しており、グラフィックデザイナーとして出発。懐かしい情景や童画、祭りの絵を描き続けた。福岡の町を歩けば地下鉄各駅のシンボルマークをはじめ、西島の手掛けた壁画やモニュメントなど様々な作品に出会うことができる。
経歴
- 福岡文化連盟 理事長
- 博多町人文化連盟 理事長
- 日本デザイナー学院九州校 校長
- 博多町家ふるさと館 館長
略歴
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1923（大正12年） 福岡市に生まれる 1955（昭和30年） 二科会員、審査員 1960（昭和35年） アルゼンチンで開催の世界観光ポスターコンクールで最優秀賞受賞 1961（昭和36年） 第一回全日本観光ポスターコンクール最優秀賞 1965（昭和40年） 全日本観光ポスターコンクール大臣賞、金賞、銀賞 1966（昭和41年） 万国博シンボルマーク制作者に指名され一位を獲得したが再選となる 1966（昭和41年） ナショナル冷蔵庫ドアデザイン（花束）全国コンペ特選 1976（昭和51年） 博多駅正面コンコースに「博多山笠」のレリーフ鑄造大壁画制作 1978（昭和53年） 福岡市文化賞受賞 1879（昭和54年） ハウス食品「うまかっちゃん」ネーミング＆パッケージデザイン 1880（昭和55年） 福岡市地下鉄、各駅のシンボルマーク制作 1981（昭和56年） 福岡県新庁舎展望室に、つづれ織り壁画5点制作 1981（昭和56年） 西日本文化賞受賞 1986（昭和61年） 博多駅（筑紫口）正面噴水塔に直筆陶板制作 1989（平成元年） 福岡県教育文化功労賞受賞 1992（平成4年） 西日本新聞「聞き書きシリーズ」連載 1995（平成7年） 横綱、貴の花の化粧まわしデザイン 1995（平成7年） ＮＨＫ朝のテレビ「走らんか！」題字（10月より放映） 1999（平成11年） 能古島に西島伊三雄童画館開設 2000（平成12年） 勲五等双光旭日章を受く 2001（平成13年） 福岡三越で九州電力創立50周年記念「こどもたちの世界展」開催 2001（平成13年） 9月30日逝去 享年78歳 2001（平成13年） 福岡市文化特別栄誉賞受賞 2003（平成15年） 九州エネルギー館（あかりの館）に「西島伊三雄童画の世界」開設 2003（平成15年） 横綱 朝青龍化粧まわし完成 2004（平成16年） 「福岡市名誉市民」の称号を授与 2005（平成17年） 福岡市営地下鉄七隈線16駅シンボルマーク及び陶板モニュメント（童画）設置 2007（平成19年） 福岡三越で西島伊三雄七回忌「思いやり展」開催 2009（平成21年） 九州大学病院外来診察棟エントランスホールに有田焼の巨大壁画「博多祇園山笠追い山疾走之図」設置（17.5m×4.8m） 2011（平成23年） 「博多どんたく」の作品が日本銀行発行 ふるさとの祭り題6集の記念切手に使用される 2019（令和元年）
福岡県から献上された天皇陛下即位の御祝品である博多織作品に西島伊三雄の作品「あっかんべぇ〜」が採用される